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中秋の名月歴史は中国から!十五夜と月の種類やお供え物と魔除け

time 2017/07/06

中秋の名月歴史は中国から!十五夜と月の種類やお供え物と魔除け

毎年この時期になると、空を見上げて大きくて丸くて明るい月を眺めます(^^♪

子供の頃は、ウサギが餅をつく姿を思い浮かべました♪

ロマンチックな夜ですが、昔々の歴史を知る事で、はるか遠い昔の人達も同じものを眺めていたんだな・・・と感慨深くなりますね。

皆さんも日常の喧騒からはなれ、ゆっくりと夜空の月を見上げてみてはいかがでしょうか?

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中秋の名月歴史は中国から!

歴史に見るお月見

中国では

唐代の頃/
名月の日に月を鑑賞する風習の始まり

宋代『東京夢華録』/
身分に関わらず街を挙げて夜通し騒ぐ様子が記録

明代の中国、田汝成の『煕朝楽事』/
宴会に加えて、名月の日に供え物や月餅を贈り合う習慣が始まった記録

 

日本では

貞観年間(859-877)頃/
この風習が日本の貴族社会に入ってくる

縄文時代頃/
単に月を愛でる慣習がある

平安時代/

徐々に規模が大きくなり延喜19年(919)には宇多法皇が日本独自の十三夜の月見を催した
その当時の日本での月見は詩歌や管絃を楽しみつつ酒を酌む、といった雅味な催しで庶民とは縁のないもの
又この頃の月見は願掛けや供え物といった宗教的な要素はなく、ただ月を眺めつつ楽しむだけだった
貴族などの間で観月の宴や、舟遊び(直接月を見るのではなく船などに乗り、水面に揺れる月を楽しむ)で歌を詠み、宴を催した


室町時代/
名月の日は続いたが、遊宴としては簡素になっていき、室町後期の名月の日には月を拝み、お供えをする風習が生じていた。
『御湯殿上日記』には後陽成天皇がナスに開けた穴から月を見て祈る「名月の祝」という祝儀の様子が記録されている。

収穫されたばかりの里芋を供えることから、十五夜の月を特に芋名月(いもめいげつ)と呼ぶ地方もある。
一方、沖縄ではふちゃぎ(吹上餅)を作って供えている。
また仏教寺院では、豊作を祈る満月法会を催すところもある。
東アジアには旧暦の8月15日には月見の成立以前からサトイモの収穫祭がある地域が多く、日本でもその日にサトイモを食べる習慣があった。

江戸時代/
月見が世俗化した江戸時代前期の記録によれは、十五夜の日は芋煮を食べて夜遊びをするのが一般的だった。
その頃の庶民の月見には月見団子などの供え物の記録は見られず、家庭で供え物が行われるようになったのは中期以降のことと見られている。
江戸後期の風俗記録である『守貞漫稿』には十五夜の日は文机で祭壇をこしらえ、供え物として江戸では球形の、京阪ではサトイモの形をした月見団子を供えると記録されている

戦前から昭和中期(ところによって今日でも)/
子供達が近隣の各家に供えてある月見団子や栗・柿・枝豆・芋・菓子類をその家人に見つからないように盗って回り、その年の収穫を皆で祈る(祝う)「お月見泥棒」という風習もあった。(家人は子供たちの行いを見つけても見ない素振りをした)

現代では/月が見える場所などに、薄(すすき)を飾って月見団子・里芋・枝豆・栗などを盛り、御酒を供えて月を眺めた。又、お月見料理などもある。

2017年お月見の『十五夜』はいつ?

近年の旧暦8月15日の日を見てみると、現行の太陽暦では以下の日になっています。

旧暦8月15日にあたる日

2017年10月4日(水)
2018年9月24日
2019年9月13日
2020年10月1日

十三夜

十三夜とは、十五夜の後に巡ってくる十三夜を指し、旧暦9月13日のお月見のことを言います。

十三夜は、十五夜に次いで美しい月だといわれ、昔から大切にされてきました。

十五夜または十三夜のどちらか一方のお月見しかしないことを「片見月」と呼び、縁起が悪いといわれています。

十日夜

十日夜とは旧暦10月10日に行われる収穫祭で、東日本を中心に行われています。

西日本では旧暦10月亥の子の日や11月に、類似する収穫の行事があります。

十日夜はお月見がメインではないため、月齢に関係なく新暦の11月10日に祭りを実施する地方が多いようです.

昔から十五夜、十三夜、十日夜の3日間が晴れてお月見ができると縁起が良いとされています。

「仲秋」とは、秋を初秋(旧暦7月)、仲秋(同8月)、晩秋(同9月)の3つに区分した場合、旧暦8月全体を指す。

「仲秋の名月」という表現もあるが、これだと「旧暦8月の月」を指し、十五夜の月に限定されなくなり、指す範囲が広くなります。

「中秋の名月」十五夜

十五夜は満月を意味していて、新月(月が出ないとき)から満月まで約15日かかるので、十五夜と言われています。

そして収穫の祈りと月を愛でるために空気が澄んでいて一番月がきれいに見える旧暦の8月15日を「中秋の名月」、「十五夜」としました!

旧暦8月15日は、日本の六曜で必ず仏滅になることから、俗に「仏滅名月」とも呼ばれます。

その他の呼び名

中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを「無月(むげつ)」

中秋の晩に雨が降ることを「雨月(うげつ)」

月が見えないながらもなんとなくほの明るい風情を賞するものとされる。

望(ぼう)」は満月を指す

また、俳諧では8月14日 – 15日、16日 – 17日の夜をそれぞれ「待宵(まつよい)」

「十六夜(いざよい)」と称して名月の前後の月を愛でる。この夜の月を「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」と呼ぶ。

秋の月が綺麗な理由

空気の水分量や月の高さが秋にはベストな状態になるからという、科学的な根拠もあるようです。

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お月見の意味合い

最も美しく見える季節に月を鑑賞する」という意味の他にも、「神様への豊作祈願や収穫の感謝を表す」という意味合いもあります。

月の呼び名


新月/朔(さく)
三日月(みかづき)/眉月(まゆづき)
上弦(じょうげん)/上の弓張り
十三夜月(じゅうさんやづき)
待宵月(まつよい)/小望月(こもちづき)/十四日月
十五夜/満月/望月
十六夜月(いざよいづき)
立待月(たちまちづき)/十七日月
居待月(いまちづき)/十八日月
寝待月(ねまちづき)/
臥待月(ふしまちづき)/十九日月
更待月(ふけまちづき)/二十日月
下弦(かげん)の月/下の弓張り
二十六夜待月

2017年中秋の名月は満月が見られる?

「十五夜」というと満月のイメージが強いですが、中秋の名月は必ずしも満月とは限りません。

「秋分の日に最も近い満月」という意味で、旧暦8月15日を「満月」とみなしていたようです。

今年2017年は、中秋の名月が10月4日、満月の日が6日なので、2日のずれがあり残念ながら満月ではありません・・

2017年10月4日はいわゆる新月から数えて13日目の月で、8割が見えていて2割が欠けている月になりますね。

月齢は、月の満ち欠けを表す日数です。
新月を「0」として、満月は「15」になります。
旧暦では、月の満ち欠けによって日付を決めていました。
新月から新月を1か月とし、1か月は29日か30日で数えられました。
新月の日を「1日」、満月になる頃を「15日」、それからまた月が欠けていって、次の新月を翌月の「1日」としました。
伝統的に旧暦の15日の月は「十五夜の月」と呼ばれ、満月として扱われてきました。
しかし、現代の定義での満月(太陽と月の黄経差が180度である状態)が、必ずしもこの日になるとは限りません
むしろ十五夜が満月でないことの方が若干ですが多く、1〜2日ずれることがかなりあるそうです。
これは、月と地球の公転軌道の関係で、新月から満月までの日数が15日とは限らないために起こります。

中秋の名月歴史は中国から!十五夜と月の種類やお供え物

お供え物は?

月見団子

お月見と言えばやっぱり月見団子。

穀物の収穫に感謝し、米を粉にして丸めて作ったのが始まりです。

月見団子を供える数は、一説には、その年に出た満月の数として12個。

もう一説には十五夜だから15個(十三夜には13個)と言われており、どちらでもOKです。

月に見たてた丸くて白い団子が一般的ですが、地域に根ざした様々な月見団子があります。

貴重なお米を使ったお団子をお供えすることで、信仰の対象である月に感謝の意を表しています

里芋

里芋などの芋類の収穫を祝う行事でもあるため、里芋やさつまいもなどをお供えします。

もともとはこの時期によく採れる里芋をお供えしていましたが、形の似ているお団子の方が保存がきくためお団子のお供えが主流となりました♪

関東では皮をむかないでそのまま蒸すかゆでて「衣被(きぬかつぎ)」に、関西では煮っころがしや味噌煮にして供えます.

衣被は、お月見の頃に出回る小芋で作ります。

「衣被」は、里芋の皮をするりとむくと白肌があらわれることから、高貴な家の女性が被る布に似ているとされ、名づけられたのだとか。

また、丸い形は縁起が良く、健康と幸せを得ることができると考えられていて、健康や長寿への願いも込められています!

稲穂やお米

その時期にとれた収穫物を供えるため、十三夜には栗や枝豆を、十日夜には稲穂やお米を供えます。

また陰暦の九月十三日の宴は豆名月と呼ばれ、豆をお供えしたり食べたりしたそうです。

中秋の名月歴史は中国から!十五夜と月の種類やお供え物と魔除け

すすき・魔除け

一緒に「すすき」を供えるのは、すすきを稲穂に見立てており、神様への収穫感謝を表明しています。

月の神さまの依代(神霊が現れるときに宿るところ)である稲穂の代わりと考えられ、飾られました。

すすきと一緒に秋の七草などの季節の草花を飾るのも風習です。

魔除けの効果

お月様に供えたすすきは、月見が終わったあと家の軒に吊るしておくと、一年間病気をしないと言われています。

もともと月の神様の仮初の姿と信じられていたのが稲穂です。

この稲穂にそっくりなので、すすきが飾られます。

またすすきは魔除けの効果もあるとされていて、家の前に飾って一家の健康を祈る習慣もあるんです!

まとめ

いかがでしたか?

昔も今も変わらぬ月ですが、月の表情も色々で風情がありますよね(^^♪

三日月も満月も、本当に素敵です。

たまに訪れるスーパームーンは目を見張るものがありますよね♪

健康や長寿への願いも込めて、眺めてみましょう。

花より団子と言いますが、月見団子を頬張りながら見るのも良いですね(^^)/

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