2018/04/05

赤ちゃんが下痢の起こす原因のほとんどがウイルスもしくは細菌によるものです。
まずは赤ちゃんの便をチェックしましょう(^_^)
下痢の場合は排便の回数が増えたり、水っぽくなるのが特徴ですから、形状や回数などは常に把握しておきましょう。
便の色やにおいがいつもと違う場合も、注意深く観察が必要です。
もしも下痢に加えて熱や嘔吐がある場合は病院を受診しましょう。
赤ちゃんの腸は非常にデリケートです。
自分で勝手に判断せずにかかりつけ医師に相談してくださいね(^^)/
目次
赤ちゃんの下痢を見極める方法!
基本的に、下痢をしていても熱がなく、食欲もあり、母乳やミルクをが適量摂れていれば、慌てずに様子をみましょう。
熱や嘔吐を伴う場合や元気がなく水分が摂れていない状態は要注意です。
症状や便の特徴によるもの
便に粘液
下痢に粘液が混じっている場合は、細菌性胃腸炎を疑う必要があるでしょう。
油ものを与えた場合粘液がまじる可能性が高まりますが、まったく油ものを与えていない場合は腸の炎症の可能性があります。
発熱、血便、食欲がない、嘔吐
急性腸炎を引き起こしている可能性があります。
そのままでは体力も低下してしまいますので、すぐに病院で診てもらうようにしましょう。
抗生物質が下痢の原因になる場合も
抗生物質は症状を引き起こした細菌を攻撃する作用があり、その働きは腸内細菌にも及ぶので腸内細菌のバランスが崩れ腸本来の働きが出来なくなってしまい、下痢を引き起こします。
だからと言って下痢を抑えるために服用すべき抗生剤を飲まなければ、症状が悪化してしまい意味がありません。
通常よりも軟便程度であれば様子を見るとか、場合によっては抗生剤を変えてもらいましょう。
白っぽい水のような下痢
ロタウイルス
嘔吐・発熱があり白っぽい水のような下痢でニオイが酸っぱい場合は感染症やウイルスによるロタウイルス腸炎である可能性があります。
ロタウイルスは、予防接種で防ぐこともできるものです。
近くの病院で接種時期を相談してみると良いでしょう。
ノロウイルス
便は酸っぱい臭いがするなどいつもと違うのが特徴です。この場合ノロウイルスである可能性があります。
ウイルス性の下痢の場合は特効薬がなく対処療法しか治療はできません。
下痢や嘔吐が落ち着くまでは腸を休めるためにも食事は控えましょう。
数日何も食べなくても、水分が摂れていれば栄養失調になることはありませんのであまり心配はいりません。
赤ちゃんの食欲が出るまでは気長に待ってみましょう!
黄色や、黄色寄りのクリーム色
つぶつぶの混じったものは、およそ心配ないと言えるでしょう。
緑色っぽい色
腸内にガスが溜まっていると、緑色っぽい色になりますが、病気ではないので心配ありません。
白・赤・黒
先天性の病気など尋常ではありません。すぐに病院で診てもらいましょう。
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ウイルス性の下痢の注意点
ノロウイルス、ロタウイルス腸炎などウイルス性の下痢に触れたら消毒をしましょう。
手が触れた場合は水洗いだけでなく、指や爪の間など石鹸で洗い流したあとにアルコール除菌しましょう。
治まるまでビニール手袋をしておむつ替えをしましょう。
一緒にお風呂に入るのは下痢が治まってからです。入る前はしっかりとお尻を洗って分けて入りましょう。
赤ちゃんの状態をメモし注意深く観察する事が必要です。
整腸薬や効き目が穏やかな下痢止めが処方されたり、脱水がひどい場合には点滴を行うこともあります。
感染する恐れがあるので病院に電話で持参した方が良いか確認し、必要であればしっかりとビニール袋に入れて結んでいくことが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんが下痢を悪化させてしまうのは、ほとんどがウィルス性のものだとわかりましたね。
腐った臭いや酸っぱい臭いがする場合は注意が必要です。
赤ちゃんは免疫力が大人よりもずっと弱く、急に水っぽい下痢をするようになったら、じっくり観察することが大事です。
自己判断は禁物です。
異常を感じたらは病院へ相談しましょう。
夜間に対応してくれるかかりつけ医があると安心ですね(^^♪